不動産ニュース #15 of 株式会社 総研トラスト

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行政と共同の再開発プロジェクトなど順調に進行/東京建物、東京建物販売
東京建物(株)と東京建物不動産販売(株)は21日、同社本社ビル1階のレストラン「アンジェロコート・東京」(東京都中央区)にて記者懇親会を開催した。
冒頭の挨拶で東京建物代表取締社長の佐久間 一氏は、「現下の最大の関心事は景気の動向と消費税の問題である」とし、新しい政府で本格的に景気対策に取り組んでほしいと述べた。同社の事業の現況については、「決算では、全体として堅調だと報告できるだろう」と語った。
ビル事業については、大規模複合ビル「中野セントラルパーク」の竣工や東京・京橋での大規模複合ビルの名称が「東京スクエアガーデン」に決定したことなどをトピックとして紹介。「総需要が膨らんでいるわけではないが、大型プロジェクトやスペックの高いものが予定通りに進み、テナントが入っている状況」(佐久間氏)とした。
住宅事業については、、「Brillia 認定中古マンション制度」のグッドデザイン賞受賞や高齢者向け賃貸住宅事業「グレイプス」シリーズの好調等を紹介。豊島区新庁舎が入居予定の高層マンション「南池袋二丁目A地区第一種市街地再開発事業」等の再開発事業に力を入れていくとした。
東京建物販売の事業については、社宅管理代行や海外不動産サポート業務を同社で引き受け、多岐に渡る業務を1つの窓口で一括化、業務の効率化やコスト削減を促すなど、ワンストップで顧客企業の安心・安全を実現させるサポート業務に本格的に取り組むとした。